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SDGs 用語集
SDGs GLOSSARY

グリーンウォッシュ

うわべだけ環境保護に熱心にみせること。「グリーン(=環境に配慮した)」と「ホワイトウォッシング(=ごまかす、うわべを取り繕う)」を合わせた造語で、主に企業の広告や企業活動などに対して使われる。

1970年代から社会の環境意識の高まりを受けて、「環境に優しい」イメージを訴求することで企業のイメージアップ効果があらわるようになると、実際はそこまで環境に優しい活動をしていないのに「環境に優しい」と主張する企業が出てきた。

具体的には、下記の手法が多く見られた。

  • CSR報告書で関係ないのに自然の写真を使う
  • アースデイの前後に環境に優しいイメージ広告を出す
  • 必要以上に自分たちの環境技術の取り組みを紹介することで、環境に優しくない自社の活動に気付かせず、エコなイメージを訴求する

こうした手法を揶揄するために、1980年代から欧米の環境活動家が「グリーンウォッシング」という言葉を使い始め、1992年のリオサミット直前には、グリーンピースが「GREENWASH」という本を出版し、この言葉が世界中に広まった。

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