水圧、洗浄力、使用感はそのままに、最大70％節水　次世代節水装置『JET』

誰もが知るあの原理を応用した画期的な技術で世界６ヶ国で特許取得

取り組み内容

1. ビジネスに欠かせない必要なライフラインである水道料金の削減（節水）を通じたエネルギ―コストの削減と脱炭素（ＣO2の削減）の支援
2. 実質負担０円！レンタルサービスのビジネスモデルで、企業の環境対応

■節水を通じたエネルギーコストの削減提案で、企業の環境経営・経営コスト課題に貢献

節水をはじめとする省エネ対策は、今や企業にとって取り組まねばならない経営課題となっています。当社は、企業のエネルギーコスト削減と環境保全で『社会・環境・会社』三方よしを目指しています。

■「次世代節水装置『JET』」

「吐水量を少なくしながら、なおかつ使用感を維持する節水装置をつくれないか？」という市場課題から発想を得て誕生したのが「次世代節水装置『JET』」です。
今までの節水商品は水量を制限するものが一般的だったのに対し、『JET』は、「ベンチュリー管」理論の応用により、外気を取り込むことにより圧力を高め吐出する水の流速を2倍以上速くすることを実現しました。
さらに、外気が小さな気泡となって水の中にとりこまれることでボリューム感が増し、水量を削減していても今までと変わらない使用感を維持することが可能となりました。
ミクロな泡を取り込んだ効果として、ミスト効果で肌あたりが柔らかくなったり洗浄能力が増すなどの効果も発揮しています。
また飲食店や介護施設、スポーツクラブなど様々な使用環境やご要望に対応できるよう、8段階の吐水量の調整を行うことができ、吐水量の最大節水70％削減、節水によるコスト削減率は平均30％。現在約9,000施設に導入いただいております。
使用感と吐水量のバランスがとれたプランの提案で、無理なく・無駄なくエネルギーコスト削減
その画期性が認められ、世界6か国（日本・米国・韓国・シンガポール・中国・台湾）で特許を取得。エコマーク認定も受け、エコロジー商品として高い評価をいただいています。
節水による削減効果のみならず、エネルギー使用量の削減、CO2排出量の削減といった企業の環境問題への対応力向上にも繋がる為、サステナブルな経営に取組むすべての企業様にご利用いただきたいアイテムです。
『JET』は、使用感の低下なく、無理なく節水できる画期的なアイテムな事から
これまで、「水圧が弱い」「水の出が悪い」といった顧客満足度の低下につながりかねない点をリスクとして、なかなか節水に取組みづらさを感じていた、ホテル業界、温浴施設、美容業界、フィットネス業界などの企業様にも、『JET』の提案を通じて、水資源の保全や脱炭素課題などへの理解を深めていただいています。

■取り組み開始のきっかけ

「今までにない”法人向けの節水商品”をつくろう！」と、20代前半で出会った同じ志を持つ仲間2人と一緒に、エコテクソリューション株式会社の前身となる「エコテクノロジー株式会社」を立ち上げ事業をスタートさせました。
当時、節水という言葉自体の認知度はそこそこ高いものだったにもかかわらず、身近な節水商品というと、自治体や水道局などで無料配布している「節水コマ」ぐらいしか印象にないような状況でした。
この「節水コマ」は、蛇口の内部にある通常の「コマ」と「節水コマ」を交換し、水の吐水量を少なくすることで節水するというアイテムで、ホームセンターなどでも安価で手に入ることや、自分で簡単に設置できるというメリットがあります。
が、削減する水量の調節がきかないことや、水量が減ったことで水圧が落ち、「シャワーが弱い」「チョロチョロした水しか出ない」といった使用感の不満につながるリスクも抱えており、ホテルや温浴施設などお客様の満足度を重視する事業者にはあまり向かない商品でした。
そこで「水圧や洗浄力など使用感を損なわずに、水量（吐水量）を削減できる節水商品をつくる」という目標を掲げました。
少ない水の量でも使用感を損なわないようにするにはどうしたらいいのか考えていく中で、「水の流れる速度を高めることで解決できないだろうか」と、たどり着いたのが「ベンチュリー管」理論を応用するというアイデアでした。
そこからは試行錯誤の連続で、実験データをもとに設計の見直しをしたり、金型を製作してくれる会社さんにお願いしたりと何度も試作品を繰り替えす中で、誕生したのが「次世代節水装置『JET』」です。

＝ベンチュリー管の理論とは＝
ホースの先端をつぶした際に水か勢いよく出る原理を「オリフィスの原理」といい、そこに横に穴をあけること事で内圧と外圧の差を強制的に作り、空気を吸い込む仕組みを「ベルヌーイの定理」と言います。
この2つの原理・定理を使用した仕組みが「ベンチュリー管」です。
そしてこのベンチュリー管理論を応用して開発されたのが『JET』です。

■～初期費用０円！つけたその日から節水効果を発揮！一か所たったの数分の簡単設置

『JET』が選ばれる理由
『JET』はレンタル商品としてサービス提供しており、導入にかかる初期費用がかかりません。
節水効果によって削減できた中からレンタル代をいただくので無理なくお支払いいただけるレンタルサービスです。
レンタル期間中はメンテナンスフリーとなっているので、レンタル期間中に万が一機器故障が発生しても費用はいただきませんので安心してサービスをご利用いただけます。
また、一か所数分の簡単施工で、スポーツクラブやホテルなど設置数が多い店舗においても短期間での設置が可能となる為、店舗の営業時間に影響を与えず、新規オープンの店舗はもちろん既存店への導入もしやすく、企業のコスト削減や節水、脱炭素等の取り組みを支援しています。

■取り組みを通して伝えたい事

蛇口をひねれば綺麗な水が出て、コンビニではおいしい水が簡単に手に入る日本では水不足を自分事として本気で考える人や企業はまだまだ少ないのではないでしょうか。
世界には、未だ6億人以上の人々が、川や湖、整備されていない井戸から水を汲む生活を余儀なくされており、水資源を大切にしていくことはこれからの企業経営において重要な取組みとなると考えています。
また、現在大きな問題となっている地球温暖化の原因となっている温室効果ガス。
水をお湯に温める過程では、ガスや電気など多くのエネルギーを消費しているため、節水によって脱炭素の取組みを推進することができます。
節水を日々の企業活動に取り入れることで、企業もエンドユーザーも気軽に環境問題に取り組んでもらえるよう、コツコツと事業に取り組んでいます。

■「レンタル契約」で導入コスト０円・実質ランニングコストも0円！省エネ対策の敷居を低くし、誰でも参加できる仕組みを広げていきます

どんなに高い省エネ効果が期待できても、導入コストが高ければ手を出しづらいものとなってしまいます。
当社では導入にかかる費用負担をできるだけ少なくすることで、企業が環境問題に取り組みやすい仕組みをつくり、社会・環境・会社の「三方よし」を目指しています。
次世代節水装置『JET』はレンタル商品としてサービスを提供しているため、導入の際の初期費用がかかりません。
節水効果によって削減できた中からレンタル代を無理なくお支払いいただけるため、設置したその日から節水効果を無理なく実感いただくことができる仕組みとなっています。
レンタル期間中はメンテナンスフリーとなっている為、レンタル期間中に万が一機器故障が発生しても費用はいただきませんので安心してサービスをご利用いただけます。
また、一か所数分の施工で、スポーツクラブやホテルなど設置数が多い店舗においても短期間で設置が可能なため、店舗の営業時間に影響を与えることがないため、新規オープンの店舗はもちろん既存店への導入のしやすさからも多くのお客様に選ばれる理由の一つとなっています。
2027年までに累計契約数50万個達成を目指し、シェア拡大とさらなる顧客満足度の向上につなげ
さらなる、エコロジー商品の新規開発にも注力し、環境に配慮した製品を積極的に発信していきます。

■成果

飲食店や介護施設、スポーツクラブなど様々な使用環境やニーズに応じて吐水量を8段階の調整が可能。使用感と節水量のバランスを保ちながらJET未設置時と比較して平均30％の節水に繋がっています

■実績

＊取付実績34万個突（2023年10月現在)
＊日本を含む世界６ヶ国で特許取得
＊2009年１月30日エコマーク認定獲得(エコロジー商品として、高い評価を得ています)
＊累計導入施設数：約9,000施設
(導入いただいている施設の一例)
　フィットネスクラブ／ホテル・旅館／温浴施設／ゴルフ場／飲食業／理美容室／医療機関／高齢者施設・介護施設　など

無理なく・無駄なくエネルギーコスト削減できる事や、顧客に応じた細やかな対応力と確実な技術でお客様からの高い評価をいただき、口コミにより企業認知度が拡大。顧客満足の獲得に繋がっています

決算期 　　　　　売上高（百万円）
2022年　3月期 　　1,588
2023年　3月期 　　1,544