福岡の高校生が世界水フォーラム（インドネシア）に参加

【発表テーマ】 筑後川流域に生息している絶滅危惧種の魚を救う活動

福岡の私立学校リンデンホールスクール中高学部(所在地:福岡県筑紫野市、校長:都築明寿香)に在籍する高校1年の 生徒が5月20日〜5月25日にインドネシア・バリで開催される第10回世界水フォーラムにて、九州大学うみつなぎチーム の一員としてプレゼンを行います。

筑後川の歴史や恩恵、水害について英語で紹介し、地元久留米市にある筑後 川で50種類以上の魚が絶滅に瀕する危機を各国参加者へ伝えます。

世界水フォーラムは、政府機関・国際機関・企業・NPO等、世界中の水に関する関係者が一堂に集い、水と衛生に関わる様々な問題への対処について議論を行う場です。過去には「水問題」の専門家としても名高い今上天皇も講演されました。３年に１度開催され、今年は5月にインドネシア・バリにおいて国際NGOである世界水会議WWCおよびインドネシア政府によって開催されます。

登壇者・田中裕樹さん(高1)は、「地域の産業や生活者にとって欠かせない川を次の世代に残したい」と話し、自分の地元に流れている九州一の川に対して何かしらの形で貢献し、その活動を世界中に発信していきたいとの思いから準備を進めております。
（画像は昨年11月、熊本で開催された「ユース水フォーラムアジア」にて当校生徒(当時中3)がプレゼンしている様子）